『パステル画』オルセー美術館 オルセー美術館座る踊り子-ドガ X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2023.07.222024.06.04 座る踊り子-ドガ 夏のヴァカンスシーズンは美術館の企画展が少なくなります。ということで今回は3月に行ったオルセー美術館のパステル画展を紹介します。 目次 ドガとルドン関連サイト/オルセー美術館(仏語)他のオルセー美術館の記事オルセー美術館の情報 ドガとルドン オルセー美術館には500点ほどのパステル画コレクションがあります。その中でもエドガー・ドガ(1834年-1917年)やオディロン・ルドン(1840年-1916年)などが有名です。 パステル画は油絵よりも手軽に制作できるので習作などに使われていました。パステルは、カンヴァスや画紙に直接描き込め乾かす時間が必要ありません。その反面この画材は光に弱かったり、運搬の際に顔料が落ちないように気を付けなければなりません。そのため長期の展示や貸し出しには適していません。 ヴェールを被った女性-ルドン ルドンはドガよりもバラエティーに富んだ主題を選びました。彼の作品は静物画、宗教画、神話など多岐にわたります。どのテーマでも幻想的な雰囲気が作品を包み込んでいるのが特徴です。このヴェールを被った女性は、暖色の背景を背にして女性の上半身が描かれています。まるで光と女性が一体化しているようです。彼女の足元にはブルーの影が落ちています。同様に右上の陰になっている木にも青が使われ絵に奥行きをあたえています。 今回の展覧会はオルセー美術館の所蔵品が多く展示されていました。その中にはマネやカイユボットなどの希少なパステル作品も見ることができました。油絵とは違う表現方法を追求する作家の試行錯誤が見え興味深かったです。 関連サイト/オルセー美術館(仏語) Exposition Pastels, de Millet à Redon | Musée d’Orsay (musee-orsay.fr) 他のオルセー美術館の記事 『マネ・ドガ』展-オルセー美術館 – パリの美術展めぐり (art-paris.net) 『パリ1874年、印象派を生み出す』オルセー美術館 – パリの美術展めぐり (art-paris.net) 『パリ1874年、印象派を生み出す』オルセー美術館 – パリの美術展めぐり (art-paris.net) オルセー美術館の情報 Musée d’Orsay開館時間 火曜から日曜9時30分から18時、木曜日は21時45分まで開館、閉館日 月曜日住所 Esplanade Valéry Giscard d’Estaing 75007 Paris 料金 大人(18歳以上)日時指定予約16€、大人当日券14€、18歳未満無料、地下鉄 12番線Solférino駅、RER C線Musée d’Orsay駅バス 63番、68番、69番、73番、83番、84番、87番、94番駐車場 Carrousel du Louvre、Bac Montalembert
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