ポンピドゥーセンターのストライキ

ポンピドゥーセンター建物正面、パリの美術館 ニュース
ポンピドゥーセンター建物正面
ポンピドゥーセンター建物正面、パリの美術館

9月から仕事が忙しく、美術館に行けませんでした。年末年始に休みが取れたのでポンピドゥーセンターに行こうと思ったら、ストライキで閉鎖されていました。そういえば12月ごろから新聞でストライキが続いているというのを見たような。来年の秋から工事で長期閉鎖されるため、その期間人員をどう配置するかなど問題になっているようです。

正面玄関の電光掲示板には、色とりどりの画面で「今日はストライキで閉鎖です。」と説明文が表示されています。ストライキの表示もおしゃれで、残念だけど許してしまいますね。

せっかく来たので、建物隣のニキ・ド・サンファルとジャン・ティンゲリー作の『自動人形の噴水』を見てきました。1983年から稼働していましたが、近年はあまり動いていませんでした。2年前から修復工事をしていて、去年の11月にまた新しくなって帰ってきました。

修復工事には2百万ユーロの費用がかかりました。その約半分の90万ユーロは、近隣の住民の寄付です。というのも彼らがパリ市に作品の修理を依頼したそうです。パリのど真ん中に住む人はやはりお金持ちなんですね。そしてこの地区に住む人は文化水準が高い人が多いんだなと感心しました。

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