『パリ1874年、印象派を生み出す』オルセー美術館 オルセー美術館鉄道 1873年 マネ X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2024.04.162024.06.04 目次 1874年に生まれた印象派第一回印象派展と第三回印象派展の作品関連サイト/オルセー美術館オルセー美術館の記事オルセー美術館の情報 1874年に生まれた印象派 オルセー美術館で開催されている企画展『パリ1874年印象派を生み出す』に行ってきました。 1874年官展(サロン)で落選を繰り返す画家たちが集まり、オペラ座近くで展覧会を開きました。約200作品が集められ、参加者が費用を負担し作品展示をします。この展覧会は7回開催されます。そしてこの第一回印象派展でモネの『印象 日の出』を見た評論家ルイ・ルロワがこの展覧会を『印象派』と命名しました。 そして3回目の展覧会でアーテイストたちは自らを『印象派』と名乗ります。 今回の展覧会では、印象派の父と呼ばれたマネの作品も展示されています。マネは官展で成功を収めたかったので印象派展には参加しませんでした。その他にも第一回印象派展に展示された、宗教画や歴史画などを扱った無名の作家の作品もあります。印象派とは異なる主題ですが、1874年官展にどのような作品が送られていたかがわかります。もちろんノワール、ドガ、モネ、ピサロの作品も有名美術館から貸し出されています。後半は第3回印象派展に参加したカイユボットの作品やモネの有名な『サン・ラザール駅』などが鑑賞できます。 第一回印象派展と第三回印象派展の作品 桟敷席 1874年 ルノアール 花瓶の中の花 1869年 ルノワール 1874年の官展 1874年 ラッサール オペラ座の仮面舞踏会 1873年 マネ 花と様々なオブジェ 1874年 ファンタン・ラトゥール サン・ヴァンソン通り 1873‐78年 レピーヌ 地方競馬にて 1869年 ドガ アイロンをかける女 1873年 ドガ かくれんぼ 1873年 ベルトモリゾ 花咲く果実園 1872年ピサロ 首吊りの家 1873年 セザンヌ マルリーの機械 1873年 シスレー マルリーの橋 1872年 シスレー サン・ラザール駅 1877年 モネ アパートの一角 1877年 モネ ペンキ職人 1877年 カイユボット 関連サイト/オルセー美術館 Exposition Paris 1874 Inventer l’impressionnisme | Musée d’Orsay (musee-orsay.fr) オルセー美術館の記事 『パステル画展』オルセー美術館 – パリの美術展めぐり (art-paris.net) 『マネ・ドガ展』オルセー美術館 – パリの美術展めぐり (art-paris.net) 『ゴッホ展』オルセー美術館 – パリの美術展めぐり (art-paris.net) オルセー美術館の情報 Musée d’Orsay開館時間 火曜から日曜9時30分から18時、木曜日は21時45分まで開館、閉館日 月曜日住所 Esplanade Valéry Giscard d’Estaing 75007 Paris 料金 大人(18歳以上)日時指定予約16€、大人当日券14€、18歳未満無料、地下鉄 12番線Solférino駅、RER C線Musée d’Orsay駅バス 63番、68番、69番、73番、83番、84番、87番、94番駐車場 Carrousel du Louvre、Bac Montalembert