『古代メキシコ』ケ・ブランリ美術館

トラロックの顔をした鍋 パリ
トラロックの顔をした鍋、1469年-1481年

ケ・ブランリ美術館の古代メキシコ展に行ってきました。

この展覧会はフランス語では『MEXICA(メシカ)』展となっている。メシカは彼らの神でありる。そして彼らは自分たちの事をメシカと名乗っていた。

19世紀ヨーロッパの探検家により『アステカと呼ばれた民族は、メソアメリカで最も偉大な帝国の一つであった。彼らは1325年、テノチティトランの島に都市を築いた。

シウテクトリ-ウェウェテオトルの彫刻
シウテクトリ-ウェウェテオトル、1325年‐1521年

46年間の研究の成果

1978年よりメキシコの歴史的中心部にて発掘が行われている。そこは、メシカ帝国の都市テノチティトランの聖域に該当する。そしてテンプロ・マヨール(主神殿)の高さ45メートルの二重ピラミッドが、この場所で発見された。

人の顔の刃物

神に捧げられた品々

メシカの人々は神々のご加護を得るため、とても豪華な供物をささげた。今回の発掘では209の品々が発見された。これらは、メシカの社会、政治、経済、宗教の構成を反映する。この文明は1519年にスペインのコンキスタドールが現れた時に頂点を極めていた。これらの発掘品の研究から、供物はメシカの民族と彼らの神々が結びついていた宇宙観を表していることが明らかになった。

心臓と血を入れる容器
心臓と血を入れる容器、15世紀‐16世紀

展示作品

関連サイト

今月の展覧会

ケ・ブランリ美術館の情報

Musée du Quai Branly

『古代メキシコ』展は2024年10月6日まで開催

開館時間 火曜から日曜10時30分から19時(チケット販売は18時まで)、木曜日は22時まで開館(チケット販売は21時まで)、閉館日 月曜日

住所 37, Quai Branly , 75007 Paris

電話  +33(0)1 56 61 70 00

地下鉄 9番線 Alma Marceau駅

RER C線 Pont de l’Alma駅

バス 42番、63番、80番、92番

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