『ボルゲーゼ美術館』ジャックマール・アンドレ美術館 美術展一角獣を抱く貴婦人、ラファエロ、1504年頃 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2024.10.15 目次 イタリアルネッサンス、バロックの傑作ボルゲーゼコレクションの始まりイタリア美術の宝庫ボルゲーゼの古代彫刻コレクションはルーヴルに展示作品関連サイトルネッサンス美術展ジャックマール・アンドレ美術館の情報 イタリアルネッサンス、バロックの傑作 パリのジャックマール・アンドレ美術館で開催されている『ボルゲーゼ美術館』展に行ってきました。今回の展覧会は1年の改装工事が終わってから初めてになる。ローマに行かないと見れないイタリアルネッサンス、バロックの傑作を集めた美術展。そしてボッティチェリ、カラバッジョ、ラファエル、テッツィアーノなどが集まっている。まさにイタリア美術が一番華やいだ時代を堪能できる。 果物籠を持つ少年、カラヴァッジョ、1596年頃コンサート、ファン・ホントホルスト、1620年‐30年頃コンサート、リオネッロ・スパーダ、1615年頃マリアと幼子キリスト、聖アンティオキアのイグナティウス、聖オヌフリウス、ロレンツィオ・ロット、1508年キューピッドに目隠しをするヴィーナス、ティツィアーノ、1565年頃 十字架を担うキリスト、アンドレア・ソラリオ、1510年‐1514年頃または1524年 ボルゲーゼコレクションの始まり 1605年から21年までローマ教皇であったパウロ5世の甥にあたるシピオーネ・ボルゲーゼ(1577年‐1633年)。彼の時代に集めた作品がボルゲーゼ美術館の始まりになる。ローマにあるこの美術館はいま改装工事中で閉館している。そのため今回特別貸し出しを許された。彼は枢機卿という立場を利用して時には強引に名作を集めたと言われる。この人物には幸い優れた審美眼と潤沢な資金があった。しかしそれでも手に入らない作品もあった。人気作家の作品は大金を積んでも手に入らない。そのため目当てのものを手に入れるために強盗、強制没収をもした。作品を譲らないからという理由で投獄された者もいた。 イタリア美術の宝庫 シピオーネ・ボルゲーゼはローマで活躍する作家だけでは満足しなかった。ローマではラファエロ、カラヴァッジョの作品を購入。フィレンツェはボッティチェリの聖母マリア像を手に入れる。そしてヴェネチアからはテッツィアーノの作品を取り寄せる。彼はこの時代のイタリア美術を広範囲で集める。またルーベンスなど当時欧州で名がはせていた巨匠の作品も網羅する。今回は貸し出されなかったが、この美術館のベルニーニの彫刻コレクションも傑有名だ。ベルニーニはヴァチカンの祭壇を当時作った芸術家。『アポロンとダフネ』や『プロセルピーナの略奪』などがよく知られている。 ボルゲーゼの古代彫刻コレクションはルーヴルに 19世紀になると末裔のカミッロ・ボルゲーゼはナポレオンの妹ポリーヌと結婚をする。そしてボルゲーゼ家の古代彫刻コレクションがまとめてナポレオンによって購入される。これらの作品は今ルーヴル美術館の古代ギリシャ・ローマコレクションの主要作品になった。その中でも『グラディエーター』などのギリシャ時代のオリジナルの作品は大変に貴重なものだ。ベルニーニがベットを付け加えたローマ時代の『ヘルマプロディートス』もその一つである。 展示作品 ラ・フォルナリーナ、ラファエロ(のコピー)、1520年頃 シビュラ、ドメニキーノ、1617年 十戒の石板を破壊するモーゼ、グイド・レーニ、1620年‐25年頃 聖母マリア、幼子キリストと6人の天使、ボッティチェリとそのアトリエ、1488年‐90年頃 ある男の肖像画、ロレンツォ・ロット、1535年頃ある男の肖像画、アントネーロ・ダ・メッシーナ、1476年頃 レダと白鳥、ダ・ヴィンチのコピー、1517年以前 エウロペの略奪、カヴァリエーレ・ダルピーノ、1603年‐06年頃 聖母マリア、幼子キリストと幼児洗礼者聖ヨハネ,ジュリオ・ロマーノ、1512年‐13年頃または1518年 スザンナと長老たち、ルーベンス、1606年‐07年頃 プシュケーとアムール、ヤコポ・ツッキ、1589年 関連サイト Exposition Chefs-d’œuvre de la Galerie Borghèse à Paris | Musée Jacquemart-André (musee-jacquemart-andre.com) ルネッサンス美術展 『アル・タニ・コレクション』オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ – パリの美術展めぐり (art-paris.net) ジャックマール・アンドレ美術館の情報 Musée Jacquemart André『ボルゲーゼ美術館』展は2025年1月5日まで開催開館時間 10時から18時、金曜日は22時、土日は20時まで開館(チケット販売は閉館30分前まで)、閉館日なし ※10月26日、11月16、23日、12月7、14、21、28日は19時閉館、10月21日から24日までと29日と31日は20時まで開館住所 158boulevard Haussmann 75008 Paris電話 +33(0)1 45 62 11 59 地下鉄 9番線、13番線 Miromesnil駅、9番線、1番線 Saint-Philippe du Roule駅バス 22番、43番、52番、54番、28番、80番、83番、84番、93番駐車場 Haussemann-Berri