『古代メキシコ』ケ・ブランリ美術館 パリトラロックの顔をした鍋、1469年-1481年 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2024.09.122024.09.23 目次 古代メキシコ、MEXICA(メシカ)とは46年間の研究の成果神に捧げられた品々展示作品関連サイト今月の展覧会ケ・ブランリ美術館の情報 古代メキシコ、MEXICA(メシカ)とは ケ・ブランリ美術館の古代メキシコ展に行ってきました。この展覧会はフランス語では『MEXICA(メシカ)』展となっている。メシカは彼らの神でありる。そして彼らは自分たちの事をメシカと名乗っていた。19世紀ヨーロッパの探検家により『アステカ』と呼ばれた民族は、メソアメリカで最も偉大な帝国の一つであった。彼らは1325年、テノチティトランの島に都市を築いた。 シウテクトリ-ウェウェテオトル、1325年‐1521年 46年間の研究の成果 1978年よりメキシコの歴史的中心部にて発掘が行われている。そこは、メシカ帝国の都市テノチティトランの聖域に該当する。そしてテンプロ・マヨール(主神殿)の高さ45メートルの二重ピラミッドが、この場所で発見された。 神に捧げられた品々 メシカの人々は神々のご加護を得るため、とても豪華な供物をささげた。今回の発掘では209の品々が発見された。これらは、メシカの社会、政治、経済、宗教の構成を反映する。この文明は1519年にスペインのコンキスタドールが現れた時に頂点を極めていた。これらの発掘品の研究から、供物はメシカの民族と彼らの神々が結びついていた宇宙観を表していることが明らかになった。 心臓と血を入れる容器、15世紀‐16世紀 展示作品 ケツァルコアトル、1325年‐1521年 子供をつれたオポッサム、1428年‐1460年 犬、1325年‐1521年 マスク、1469年‐1481年 人面マスク、1469年-1481年 トラロックの顔をした鍋、1486年-1502年 トラロックの顔をした鍋、1440年-1469年 骸骨で装飾された口が二つある杯、1502年-1520年 ケツァルコアトルが装飾された血と心臓を入れる容器、15世紀‐16世紀 関連サイト musée du quai Branly – Jacques Chirac – Détails de l’événement 今月の展覧会 『デパートの誕生』パリ装飾美術館 – パリの美術展めぐり (art-paris.net)C ケ・ブランリ美術館の情報 Musée du Quai Branly『古代メキシコ』展は2024年10月6日まで開催開館時間 火曜から日曜10時30分から19時(チケット販売は18時まで)、木曜日は22時まで開館(チケット販売は21時まで)、閉館日 月曜日住所 37, Quai Branly , 75007 Paris電話 +33(0)1 56 61 70 00地下鉄 9番線 Alma Marceau駅RER C線 Pont de l’Alma駅バス 42番、63番、80番、92番