『タルシラ・ド・アマラル』リュクサンブール美術館

マドゥレイラのカーニヴァル、1924年 美術展
マドゥレイラのカーニヴァル、1924年
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リュクサンブール美術館で開催されていたタルシラ・ド・アマラル展に行ってきました。

タルシラは、1886年にブラジルのカピヴァリに生まれた女流画家だ。実家はサンパウロの裕福なコーヒー生産者であった。そのため小さいころからフランス語を学んでいた。そんな彼女は1920年、34歳の時にパリで絵画を学ぶことを決意する。そして1922年にはサンパウロの近代芸術週間に参加する。このイベントはブラジル芸術の古典主義と決裂するものとなる。その後、タルシラはブラジルに戻り『5人組のメンバーに加わり、ブラジルのアートのモデルニズムを進めていく。

ブラジルモダンアート、1920代の代表作

今ではブラジルモダンアートの代表的存在のタルシラだが、当時はそれほど成功を収めていなかった。彼女の作品は、1923年から29年のものが最も評価されている。この時期、画家はブラジルの近代化する風景をいくつか描いた。その後タルシラは共産党に加入し、リアリズムの作品を制作する。

タルシラは、1973年サンパウロで亡くなる。彼女は晩年になりまた空想の世界を描いた作品に戻っていった。

今回の展覧会は画家の最盛期の20年代から、共産主義の時代、そして晩年の作品までを見ることができる。

展示作品

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リュクサンブール美術館の情報

Musée du Luxembourg

開館時間 月曜から日曜10時30分から19時、月曜日は22時まで開館(チケット販売は45分前まで)、5月1日閉館

住所 19 Rue de Vaugirard 75006 Paris 

電話 01 40 13 62 00

料金 大人14€(予約は+1,50€)、16歳から25歳まで2人で10€(月から金曜の16時から)、16歳未満無料、Place aux Jeunes!チケット(26歳未満、月曜から金曜無料、インターネット予約のみMusée du Luxembourg – Paris (museeduluxembourg.fr)

地下鉄 4番線Saint Sulpice駅、10番線Mabillon、12番線Rennes、RER B線 Luxembourg

バス 58、 84、89番 Musée du Luxembourg、63、70、86、96番Église Saint Sulpice

駐車場 Marché Saint-Germain (rue Lobineau入口)、Saint Sulpice

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